大事なのは英語力じゃなかった!? 海外で「自力で学び、暮らせる子」になるために

将来、子どもを海外に送り出したい。

でも、いきなり一人で留学させるのは、やっぱり不安。

「どんな準備をすればいいの?」と考える親御さんって、多いと思うんです。

「最初にどうすればいいか」がわからない

海外生活で本当に戸惑うのは、「最初にどう動けばいいのか」がわからないことです。

これは、私自身が3つの場所で海外生活を経験して、強く感じてきたことでもあります。

海外生活では、最初の印象がとても大切です。

最初に少しうまく動けると、その後の生活に自信が生まれます。
反対に、最初につまずいてしまうと、「自分はここでやっていけないかもしれない」と感じてしまい、本来なら広がるはずだった経験の幅が狭くなってしまうことがあります。

成熟した判断ができる大人や、無邪気な10歳以下の子どもと違って、中高生や大学生など思春期の子どもの場合は特に、この「最初の行動/印象」がその後の生活を大きく左右します。

たとえば、こんな場面です。

最初の最初でつまづきたくない!こんなとき、どうすれば?

空港に着いたあと、どうすればいいの?

交通機関にどうアクセスすればいいの?
分からないことは、誰に、何と言って聞けばいいの?
トラブル(スーツケースが出てこないなど)の対応法は?

このような「最初の一歩」で嫌な思いをすると、その国の印象自体が悪くなってしまいかねません。
逆に、「自分一人でできた」「未知のことやトラブルを自力で解決した」と思えれば、大きな自身へと繋がります。

たとえば、ホームステイ先で。

最初にどんな挨拶をすれば好印象になるのか。
ホストファミリーに不満やリクエストを伝えるとき、どう言えば角が立たないのか。

英語がつたなくても、「伝わる発音」と「感じのよい言い回し」さえ知っていれば、いいコミュニケーションをとることができ、不満を伝えたとしてもホストファミリーから歓迎されます。


たとえば、学校で。

自己紹介はどうすればいい?(各教科の最初の授業で行います)
友達になれそうな子はどうやって探す?
どんな科目を履修登録するのがその後の成功につながる?

海外では、だれも他人に特段の興味を持ちません。
その代わり、自分から歩み寄ったり助けを求めたりすれば快く手を差し伸べてくれます。
「短くて感じのいい自己紹介スピーチ」「伝わりやすい言葉選びと発音方法」と、「初回授業で絶対にすべきこと/すべきでないこと」の秘密を知っているだけで、その1年間の行方は大きく左右されます。


街のどこが安全で、どこに気をつけるべきなのか。
買い物はどこですればいいのか。お店はどうやって調べればいいのか。
学校での自己紹介は、どのくらい話せばいいのか。

休みの日は、何をして過ごせばいいのか。
友達になりたい子には、どうやって近づけばいいのか。
「自分と友達になれそうな子」は、どう見つければいいのか。
学校外の活動やボランティアに参加したいとき、どこから始めればいいのか。

親が一緒に住んでいれば、こうしたことは日々の生活の中で相談できます。
でも、子どもが一人で海外に暮らす単身留学では、そう簡単ではありません。

もちろん、学校やホストファミリーが助けてくれることもあります。けれど、子ども自身が「これは聞いていいことなのか」「どう言えばいいのか」「誰に相談すればいいのか」が分からなければ、せっかくのサポートにも手が届きません。

その結果、留学先の学校に通うだけで精一杯になってしまうことがあります。

本来なら、現地の友達を作ったり、週末に街を歩いたり、ボランティアに参加したり、学校外の活動に挑戦したりできたかもしれない。けれど、最初の動き方を知らなかったために、海外生活の充実度や有益度が半減してしまうこともあるのです。

留学して、海外の学校で学ぶことは、それだけでも大きな経験です。

でも、せっかくなら、それだけで終わらせたくありません。

限られた期間の中で、いろいろな人と交流する。
素敵な思い出を作る。
自分で行動してみる。
小さな失敗をしながら、立て直し方を覚える。
英語力をさらに伸ばす。
「自分は海外でもやっていける」という自信を持つ。

そして、その経験が将来の進路選択や、総合型選抜の志望理由、面接で語れるエピソード、さらには就職活動で自分を説明する材料になることもあります。

海外生活マインドセット伴走サービスは、そうした「最初の一歩」を支えるためのサービスです。

留学エージェントのように、学校選びや入学手続きを代行するものではありません。
また、親の代わりにすべてを管理するサービスでもありません。

目的は、子どもが海外で「ひとりで学び、暮らす」ために必要な考え方と行動の仕方を、実際の生活場面の中で身につけていくことです。

大切にしているのは、「助けすぎないサポート」です。